藤井二冠3つ目のタイトル戦まであと一つ

ということで、6/22に叡王戦準決勝があり87手で藤井二冠が勝利しました。

これまでの成績をおさらいすると

順位戦 41勝2敗
竜王戦 28勝4敗
王位戦 17勝2敗(4勝0敗)
王座戦 9勝4敗
棋王戦 12勝4敗
叡王戦 13勝3敗
王将戦 20勝7敗
棋聖戦 22勝3敗(5勝1敗)

朝日杯 20勝1敗
銀河戦 19勝3敗
NHK杯 7勝4敗
将棋日本S 1勝2敗
他棋戦 13勝3敗

通算成績 222勝42敗 0.8409
タイトル2期 棋戦優勝5回

という感じです。
今回の対局で思ったのが時間の使い方と使わせ方が上手くなった印象がありました。
いつもの藤井二冠だと1時間や2時間差つけられることあったが、棋聖戦では渡辺名人に83分の長考させたりと一般的な意味と違う時間責めをさせることが多くなりました。そして、今回もそうでした。

となると、叡王戦の3時間のチェスクロックも時間配分分かってきたということになると、王座戦も勝ち上がってもおかしくない状況かと思います。

話戻って、次戦が斎藤八段との対局で過去に3勝2敗という成績ですが、今の藤井二冠だと挑戦者はほぼ確実と言ってもいいかもしれません。

 

 

別の話。

今回の叡王戦で仮に挑戦者になったら豊島竜王と9月中までに12局対局になり、竜王戦も勝ち上がり、残りのタイトル棋戦も挑戦者になると渡辺名人17局、豊島竜王19局も番勝負になります。さらにそれで8割超えるということになると、藤井二冠1強の時代が来るのではないでしょうか。