たんたんチャンネルさんにタイトル同時趣味レーションが上がってました。
見た感想というか、思ったことは藤井聡時代が来るのがかなり近いところまで来たと思いました。しかも羽生の時とまた違う構図。
羽生の時代は特にというと22~30歳の時。
ただこの時はライバル棋士も当然いましたし、谷川九段もバリバリの時代。
さらに同世代の棋士も活躍していたので一筋縄で行かないなりに活躍していました。
その後もずっとタイトル戦に絡む活躍していて1強時代というか、羽生九段中心にタイトル戦が行われていて他の棋士もそれに追従して強くなっている。それが羽生の時代。
しかし、藤井聡時代はそうではない。本当の1強になっちゃう可能性もある。
というのも、佐藤康九段や羽生九段は言い方がおかしいかもしれませんが過去の人になり、渡辺名人も世代交代の時期が近い。さらに豊島竜王も30代で永瀬王座もくすぶっている状態。その上藤井二冠は今年19歳でまだまだ成長期。
このことを踏まえて考えると六冠は無くはない状態と言える。しかも20歳までに。
そうなると藤井竜王(六冠)対全員という構図も見えなくもないと思います。
ただ、これは個人の想像ですが、藤井二冠が八冠になってすべて防衛したとき将棋界の終わりだと思うんです。というのも、藤井二冠が悪いとか他の棋士がもっと頑張らないからとかそういう理由ではなくて、対藤井の研究を進めることが問題になるのです。
藤井二冠の研究を費やせば他の研究に充てる時間が少なくなり、豊島竜王や渡辺名人も挑戦者で上がる可能性がわずかながら減り、誰が挑戦者でもおかしくない状態を作り上げるのです。そうなると、藤井二冠との差が広がる傾向が出ると思うのです。
うちが、将棋界をさらに発展させるために伊藤匠四段や高田四段がもっと奮闘してほしいということ。あと、他の若い棋士ももっと上を目指してほしい。そして、藤井二冠を意識させる状態に持っていってほしい。僕はそういう時代になることを望んでます。それで、八冠防衛でもちょい上か同世代のライバルが勝ち上がっていい勝負であればそれもいいですが。