雑記帳だけど将棋の話題が多くなった。

なので新ブログに移行を考えている。

けど、両立は難しいのでやめるw

 

今回も将棋の話題ですが、今日は気になったことを書こうと思います。

以前深浦九段と森下九段と杉本八段の対談で藤井二冠が運がないという話でしたが、将棋ってどこまで運というのがあるのかなということです。

というのもリーグ戦や番勝負の2局目以降は先後はあらかじめ決まっているのですが、それ以外は振り駒で決まるのです。それは運が左右されると思います。
しかしそれ以外は運ってあるのか?というところです。

藤井二冠が朝日杯の準決勝で勝った時渡辺名人の悪手で形勢がガラッと変わったのですが、AIの評価よりも実際に本人たちがどう感じていたのかで渡辺名人も有利なはずが余裕がなかったと語るくらい1-99でもそんな大差だとは感じていなかった。だからこれは運というより実力の方が勝るのかと。他もそんなに差がないけど大差に感じる場面とかもあるがそれは実力と言えると思う。

運が味方したと言えるのは

・橋本八段の二歩で行方八段の勝利
・菅井七段の角ワープで橋本八段の勝利

こういうことだと思います。これは何もせず(実際はそういうわけではない)運で勝利と言えるのではないでしょうか。

さらに、藤井二冠の運の悪さで数日遅く三段リーグに入れなかったとかC級1組頭ハネで昇級逃したとかもありますが、それが運が悪いかどうか言えないのではと思います。それを機に三段リーグ1期抜けできたし、順位戦で翌年全勝昇級したし。そう考えると運悪いというより試練なのかなと思います。

 

将棋以外についても運について書きたいと思います。

運と一番結びつくのは麻雀だと思います。以前、東方幻想麻雀で遊んでましたが、配牌でタンヤオ狙って早あがりすべきか、ホンイツ狙って満貫以上の手を作るかの決断力と読みはいります。しかし、安牌だと思って切った牌でロンされることあります。当然ミスはありますが、3巡目で国士無双など何狙いか分からずt振り込むこともあります。ましてや人和なんって読めませんwなので、将棋とか比べると運要素はある程度入ってくると思います。

チェスや囲碁は将棋と同じ運は関係ないと思います。
チェスは将棋と同じ理由ですが、囲碁は運というよりも自陣をどれくらいとれるかなんです。だから、考えて指すことが多いと思います。

 

つまり、実力主義の競技は運は本当に必要ない。運で勝ち上がったという話は聞いたことありません。もちろん、対戦(局)相手が誰という点での運はあると思います。まあ、朝日杯の左側の山にタイトルホルダー全員固まるとかそれは運命のイタズラですw

けど、運よくタイトル挑戦まで行った棋士は一人もいないと思います。叡王戦も強敵を次々倒して高見-金井の七番勝負になったわけですし。実力があるからできるわけ、決して巡り合わせが良かったわけではありません。

 

まあ、運についてはこんな感じかな。実力で上がったものに運がいいだけとかそんなことは言っちゃいけません。調子の浮き沈みは当然ありますが実力主義なわけですから。

藤井二冠の高校中退を聞いたことで

2/16のニュースで藤井二冠が高校中退したニュース見ました。

中退したことに関して忙しかったのかなとかそういう程度でしか見ていませんが、考えてみると将棋も囲碁も中卒って結構多いと思うんです。

というのも高校の目的は結構難しいので省きますが、要は棋士の場合は進路がほぼ固まっている状態でこれ以上の高度な普通教育や専門教育は必要ないということなんです。

つまり、進学しないというのは当たり前ではないけどあり得る話であります。

将棋棋士でも藤井二冠の師匠の杉本八段もそうですし、永瀬王座もそうです。囲碁ですと井山三冠や芝野二冠も高校に進学していません。

 

しかし、ここで思ったのは結果プロになれたからよかったパターンが多いということです。例えば杉本八段は21歳でプロになれたし伊藤匠四段も高校中退したが17歳でプロになりました。しかし、かなりの人がプロになれず退会することの方が多いのです。折田四段も実はその一人で、将棋に専念するために高校中退したのですが一度はプロになれず退会したとか。(最終的には棋戦でプロ棋士と戦って10勝2敗で編入試験受け合格し去年プロ棋士になりました)

なので、一概に高校中退もしくは行かずにプロを目指すのは実はかなりのリスクがあるのです。

藤井ニ冠の場合は超異例中の異例でプロ棋士になったのは中学2年の秋。中学3年には朝日杯で優勝し、去年最年少でタイトル獲得したのです。そこから考えると中卒も全然アリだった話になると思うんです。将棋以外で学びたいことがない限り。けど、今思うとかなりきついと思います。というのも関東にしても関西にしても前日に移動⇒対局⇒対局時間が長いと1泊してから帰宅という日程で動くのです。しかも勝つとさらにその先も対局があるので必然的に学校行く時間が足りないと思うのです。だから、将棋に専念させる意味では退学はありなのかなと思いました

 

ただ、中卒でいいのは棋士だけかな。それ以外で中学から活動している子はできるだけ高校に行った方がいいと思います

朝日杯将棋オープン戦見ての感想だけど、

将棋を知っている人ならそのまま説明だけでもいいけど、知らない人のためにどう言ったらいいか考えてましたw

 

というのも準決勝で渡辺名人と藤井二冠の対局で衝撃的な結末がありました。

実際ネットカフェの小部屋で見ていたのですが、評価値が渡辺名人99-1藤井二冠の時あとで将棋ソフト見て分かったんですが+31111という数字が出てました。つまり、あと1歩で詰みが生じ渡辺名人の勝利だったのですが、123手目の▲8四歩で形勢が大逆転になったのです。4-96までひっくり返ったのかな。これ頓死とかではなんですけど、あのとき1分将棋でしかも正解が一つしかない上に五分に戻るわけでなく勝勢になるという状態です。そのまま押し切って藤井二冠が勝ったのです。

これを分かりやすく言うとこんな感じ

野球で8回に15点差あったのをひっくり返してそのまま抑える。といった方がいいかと思います。つまり中盤から差を広げたが8回に突如リリーフ陣が次々打たれ16失点してそのまま抑えられた感じだと思います?(あっているかな?)

将棋って面白くて、減点方式といった方がいいかな?つまり間違えたら10点減って相手に10点加算されるような。要は一番いい手を指すことが大事で、誘導させて間違った道を誘うのも大事だったりします。つまり評価値が99%でも正解が一つしかないと答えを見つけにくいと思います。実際にそれで藤井二冠が敗れた事例もありますし、今回みたいなことも起こってもおかしくないのはと思いました。ただ、評価値が反転したときは一瞬笑ってしまいましたがw。

そして決勝も三浦九段のペースで進んでいって98-2まで追いやられたが、ここも両者1分将棋で82手目で△5五金打って一気に互角から藤井二冠優勢になりました。そしてそこからは藤井二冠のペースで藤井二冠の勝利。優勝となりました

 

やっぱり、本当に将棋がここ数年で見やすくなったしわかりやすくはなっていると思うんです。しかも今はAIの評価値を入れて放送しているのでどっちが勝っているかもわかるのです。その分面白い。さらに、今回特に思ったのが評価値と対局者の感覚が違う場合も結構あるということです。過去に羽生九段が評価値では94%で勝勢だったけど投了したといことがありましたが、人間の感覚とAIは違うんだなと改めて知った2局でした。

YouTuberに関してアレコレ。

今回の記事はかなり長文になります

 

スーツさんについてどう思っている?

まずはこちらの動画から


水溜りボンド、無能なのでは?

実はこのスーツさんの動画で2つ気になった点があって1つは「水溜りボンドとは一生交わることはない」という発言とYouTuberに対しての反面教師というのです。

まず1つ目に対してはこれに関してはあるあるだとは思うんです。まずスーツさんと水溜りボンドはジャンル自体が違うし対角上にいるYouTuberだと思うんです。スーツさんは鉄道などの交通系。水溜りボンドはほぼノージャンルだが基本遊び、バラエティ系。さらに登録者数でもスーツさんは100万人届いていないから基本的にYouTubeイベントに呼ばれる可能性はかなり低いのではと思います。仮に100万人届く気配あるもしくは行っているなら交わる可能性あるからその発言は気を付けた方がいい。

あと、反面教師は実は言っていること自体は分からなくもない。確かにそれも戦略のうちの一つで他のYouTuberの再生数減少について分析することも大切なことだと思います。しかし、ここで言えるのがキープするという意味での話。スーツさんの再生数も実はそこまで良いとは言い切れない。というのも鉄道・交通系だから伸びにくいというのはあるが、登録者数の割に最高が300万再生というのは動画の見せ方が悪いんじゃないかなと思います。だから、キープよりも伸ばす方の考察分析をするべきではないかなと。

 

そのスーツさんの意見で思ったのがYouTubeの派閥について

そして、YouTubeの派閥(ジャンル)ということですが、あると思います。
というのも、一つは芸能人YouTuberという存在。カジサックさんやオリラジの中田さんなどTVで活躍していた人がYouTubeで活動しているということです。
ここに関しては結構交わる箇所が多くて、有名YouTuberからゲーム実況、料理などのYouTuberとのコラボなどで交流する可能性あってその分気になる存在という人も結構いるみたいです。

あとは特定系(鉄道やゲーセン、ゲーム実況など)YouTuberもあります。特定だとファンウケは◎だが伸びにくいというのはどうしてもあると思います。さらに、ここでは同一ジャンル以外と交わることは少ないと思います。ただ、料理チャンネルだと需要が大きいからいろいろなとこで交わることはあるのかと

そして、ノンジャンル。これは水溜りボンド以外に東海オンエアやスカイピースなど。これは芸能人YouTuberと立ち位置は一緒だと思います。

 こうした感じでジャンル分けされ派閥ができてくるのではないかと見ています。
これって、交わる交わらないというのも当然あるけど、得意分野不得意分野が当然できるのである程度は仕方がないことではないかと思います。

 

 水溜りボンドの減少傾向は予測できた?

あと、減少しやすいYouTubeチャンネルがあって、水溜りボンドはその1つに該当すると思うんです。それはサブメンバー的な人が今はいないというのが大きいということです。

というのもマンネリ化を打破するということを考えるならサブメンバー的な存在を入れるというのが一番簡単。だけど、それをしなかったと言うことは何か策略あるのかなと考えるが厳しかったのかと。

さらに、特に1~2人でサブもいないチャンネルは一定の登録者数、再生数は伸びると思います。が、どこかからかマンネリ化が進行して止まる瞬間は絶対にあると思うんです。さらにサブ入れてもマンネリ傾向が出ることはあると思います。そして減少傾向に陥るかと。

 

カジサックは1人YouTuberとしては最強クラス?

しかしそれを感じさせないチャンネルがあって、カジサックが一番上手いマンネリ回避の仕方をしているのではないかと思います。登録者数は月2万程度伸びている感じで再生数も投稿から24時間以内の平均が20~50万再生なのです。これは1人とすればノンジャンルの中でもいい感じのキープをしていると思います。これを語ると結構長くなるのですが、箇条書きで書くと

・カジサックは聞き上手
・1本の動画が20分~1時間
・サブがかなり多いチャンネル
・ゲストトークが多い
・内容が幅広い

ざっくりこの5つだと思います。
特に3つ目はホント多くて、スタッフ陣に家族(自主性)に準レギュラーと10人以上いるから内容がコロコロ変えやすいと思います。さらにゲストもかなり多くて、TVでは聞けない話も結構多かったりします。その分1本の時間が20分~1時間とほかのYouTubeよりかなり長い時間ですがこれもこのチャンネルの特徴のうちの一つだと思います。
このことで新しいとは思わないが、マンネリが常にない状態が続いているのではないかともいます。

他にもマンネリを打破する方法とは?

これは完全に考察ですが、例えば常に大食いでもかなり無茶だったりします。ゲーム実況も同じゲームだと進展がない限り厳しかったりします。
その中でも打破できるというのはとにかく攻めることが大事だったりしますね。その点ヒカルさんの動画は守りに入ることが殆どないという印象が強くマンネリはないのかな。

もう一つ上げるなら、すしらーめんさんの上げ方。内容自体は攻めているのですが、それだけではなく毎日投稿しないというのも手かと思います。というのも、毎日だと無理してあげることになる場合あるけど、1つの作品を時間かけて作っている分無理していないし視聴者も納得できる動画になっているのではと思います

 

水溜りボンドについて

僕が思う水溜りボンドはというと、すしらーめんと東海オンエアを2で割った感じだと思っているんです。というのも、前までのドッキリで大掛かりなドッキリが結構あって、例えば階段からぷよぷよボール100万個落とすとか緊急速報で誕生日を祝うとか。
しかし、2020年に入って別居してから大分忙しくなって、2019年までのクオリティを保つのが厳しくなってきたのではないかと思います。

そのため、動画に対して質も下がっていて僕も正直見るのがしんどいと思います。実際に結構な登録者数が減ったのも事実ですし。

水溜りボンドは復活するの?

これは難しい。
能力で言うと世界規模で活躍できてもおかしくないYouTuberの1組だと思うんです。しかも1000万再生動画連発できるくらい。企画力、行動力、編集自体トップ中のトップだと思います。
しかし、現状はそれよりか程遠い動画を上げているということは迷走期入っていると感じられます。だって、2015年1月1日から2020年12月31日まで約2200日休まずに動画を作っていたということは大変なことで迷走に入るのもわからなくもない。だから、ここで休むというのは迷走期打破するうえでは必要なことだと思います

登録解除しない理由

多分登録解除する人は「にわかファン」が多い。それはそれでありかもしれないがにわかファンほどアンチに回る傾向が高いと思います。
それで自分は「にわかファン」ではない。だって、突然とか流行に乗ってファンになったということではなく、東海オンエアが2019年11月22日に登録してその2~3か月前に登録だったかな。そのころはバズった動画は無かった気がして、家づくり企画が面白くてその他の動画見て気に入ったから登録したと思います。

だから、実質全盛期の水溜りボンドを知っちゃっている状態で絶対に戻ってくるというのを信じているというのが一つ。

あと、カジサックさんのチャンネルで「僕らはやりたいこと以外やらないから毎日投稿をやめるタイミングがもしあったとしても、僕らがやりたいことに挑戦するスタンスで生きてきたことをみんなが信頼してたら、毎日投稿やめた時に『なんだ続かなくなっちゃったんだ』じゃなくて『次の挑戦始まったな』って思ってくれるんですよね」(トミー)と仰ってました。確かに毎日って水溜りボンド的には大変だとは思っていないみたいで、ネタも2241本(サブ含めると3861本)上げておきながら底がついていない感じもします。だから今でもやろうと思ったら出来るとは思うんです。しかし、忙しいとも書きましたが次の挑戦始めるにあたっての準備が必要な時期が来たのかなと感じたのです。

水溜りボンドに求めること

僕がこれからの水溜りボンドに求めることというと今は迷走期に入っている感じがするのでしばらくは考えるべきなのではないかなと思います。そこで新たな企画が出来たときにどうなるかなのかなと思うんです。なので1本1本の動画を大事にしてほしいし動画ではなく作品として見せてほしいと思います。

まとめ

結局いい動画かどうかって視聴者が判断することで、その結果が数字として出るだけだと思います。これに対しては外からガヤガヤ言う必要はない。
さらに一番最初にスーツさんについて取り上げましたが、他のチャンネルのことを結構言っていたから取り上げたのです。

また気になったことありましたら別の記事で書きたいと思います。

YouTubeとニコニコについて

最近、幻麻勢*1YouTubeに進出している話聞くが、ニコニコの時みたいな感覚でYouTubeに移行だったらどうかなと思うんです。

 

ニコニコ動画はコミュニティというのがあって、コミュニティで放送なのです。つまり、悪い言い方かもしれないんですが内輪で盛り上がる感覚がニコニコなんです。
一方でYouTubeはチャンネルというのがあって、コミュニケーション取るよりか見る目的が結構大きいと思うんです。何度も見て気に入ったチャンネルに登録という形。

なので上記を踏まえて考えると幻想麻雀はコミュニティ要素が強くニコニコの方が妥当だったりするのです。と言ってもYouTubeでやったらダメではないんです。ただ、YouTubeは変化球が欲しいと感じることがあるんです。

ここからはYouTubeで変化球について書きます。
例えばボーリングを生配信だけだと単なるプレイ動画で終わります。そこに「2000本倒すまで終われません」になると企画になって見る人も気になると思います。
幻麻だと過去に合宿と言って7連勝するまで終われません見たいな企画あったのですが、それ編集してYouTubeにあげると結構いい感じになるのではないかなと思うんです。

じゃあ幻想麻雀ならどういう企画すればいいの?ですが、こんなの考えました

・全部の役をRTAしてみた
・トリプル役満でるまで終われません
・全キャラ1勝をRTAしてみた

これ以外もありますが、こういうのが見る方は欲しいと思うんです。

 

次に編集でうまいこと漬け込んだのがコレ。


【ファンタジーゾーン2】ボスラッシュにて殺戮ショーを行いクリアしてみた【解説付き】

サムネで吹いたw
これは解説ありのプレイ動画だが編集がいいと思ったパターン。本人はどう思って作ったかはわかりませんが、見るということを意識した動画になっていると思います。

 

つまり、編集と企画で見る方を楽しませるというのがYouTubeだと考えています。ニコニコはそこまで求めない部分あるので、使い分けるのもありだと思います。
かといって、まったりでもいいというならYouTubeでもニコ生の延長線でやるのもありかと

*1:東方幻想麻雀やっていた人たちのこと

返信を兼ねての個人の評価値放送の捉え方

  

eienteicomac.hatenadiary.jp

 

 

ツイッターで返信があったのでそれについて書きたいと思います。

 

まず、評価値放送はグレーゾーンと言っていますが、僕は全然OKだと思うんです。

その理由をわかりやすく言うと、
例えば「アニメを見ながら雑談する」という放送をする場合、その映像を載せるのは著作権の侵害に値する。さらにアニメの内容など言うというのも著作権に引っかかるかどうかは別としてネタバレという観点からよくない。
だけど、アニメ放送中はリアクションのみでアニメ放送終了後どういう展開になるか議論するという放送はOKなんです。それは、「今日の日本シリーズ菅野と千賀が先発だから投手戦になるんじゃないかな?」と言っていることと一緒。さらに日本シリーズ見て「よし!」とかそういう風にリアクションってすると思うんです。

評価値放送も候補手と評価値のみなら上記の状況と一緒だと思います。つまり、議論という風にとらえられるのでは?ということなのでOKだと思います。

ただ、局面図や棋譜はその放送の映像載せるのと一緒になるのでNGなのだと考えてます。

 

それと、将棋ソフト使っている時点で評価値と候補手だけ流しても、棋譜利用にあたるのでは?と思いますが、評価値と候補手だけでは優劣はわかっても局面は見えていません。なので棋譜利用したとはみなせないと思います。

放送者の意図はわかりませんが局面を見たいなら携帯中継やABEMAなどで見てくださいと言っているのだと思います。

 

あと、それを公式にすればいいというのは違うと考えていて、YouTubeで常設放送しちゃうとそれこそ新聞の将棋の記事、観戦記、ABEMAの将棋チャンネル など見る意味がほとんどなくなりスポンサー撤退につながるのではないかと考えてます。

というのも、常設放送になるとABEMAの放送の意味がなくなります。さらに連盟のアプリも意味ありません。そして、大盤解説がなくなります。そうなると、将棋連盟の収入が大きく減る可能性が高いと思います。それに付け加えて、YouTubeの広告収入で賄えるかというと無理だと思います。そしてスポンサーも観戦記とか見る機会が減り減収の可能性もある。つまり、YouTubeで公式放送は厳しいと思います。

将棋の評価値放送はどこまでOK?

今日ネットサーフィンしていたら評価値放送について問い合わせてみたという動画がありました。

今回はそれについて考えていきたいと思います

まず放送で言っていたことは

  • 王将戦では対局中の棋譜利用は承諾していない
  • ただ、他の棋戦では申請あれば棋譜利用できる場合がある(ただし、条件があり)
  • 棋譜利用している番組を見つけ次第削除要請はしている。(ただ、要請なので実際BANになっていないことのほうが多い)
  • 評価値放送は棋譜利用に当たらないから削除要請はされる可能性は低い(?)

という風な感じでした。

さらに過去にも棋譜に関して「私的利用の範囲超えての棋譜を利用する場合は事前申請してください」と求めています。その上で申請しているものもいるようですが実際のところそれは認めていないらしいです。

なお、王座戦ガイドラインが策定し棋譜利用に関して明確化した。他の棋戦も各棋戦主催者側と協議中らしいです。

 

そして、その放送と棋譜利用のニュース記事読んで思ったのが、棋譜利用は完全にダメではないみたいですが*1リアルタイムでやることによってそっちに視聴者が行っちゃう。それが増えすぎると新聞の将棋の記事、観戦記、囲碁将棋チャンネルなど見る意味がほとんどなくなりスポンサー撤退につながるということ。だと思います。

 

それで、なんでここまで増えたのかというと一つは電王戦。それはAIの評価値をを見ることが出来、さらにコンピューターVS棋士の対局もありました。

その上、藤井二冠がデビュー戦から29連勝で数々の最年少記録(本日も200勝最年少記録塗り替えられました。)打ち立てて活躍していることから需要が伸びて、ABEMAでも400万再生される対局もありました。

つまり、棋譜を無断で使用は本当にいけないことですが、その放送をするくらいみたいということは人気の証だと思うんですね。ただ、本当のファンならABEMAなど公式の放送を見てください。そして、その対極について黙っているか評価値放送を見るかにしてください。

 

追記:

なお、僕は藤井二冠の活躍で見る将になったものです。そこから藤井二冠以外の棋戦とかも見るようになりましたし、将棋の放送も面白いと感じるようになりました。だからこそ、ガイドラインの枠を超えての放送はしてほしくないと思います

*1:対局後は一定の条件ならOKらしい